予防歯科とは
歯科医院は痛くなってからいくところと思っていませんか?
実はそれは大きな間違いで、痛くなってから歯科医院に通っても、歯をそのままの形・機能で残すことができない場合もあります。
歯は身体の組織と違って、一度削ってしまうと再生することはありません。そのため、むし歯・歯周病にならないように治療をしておくのが「予防歯科」の考え方です。
予防歯科で何をするの?
セルフケア
① 歯磨き
1日3回、食事の後に歯磨きをする習慣をつけましょう。食べかす・汚れをお口の中にため込まないことがとても重要です。
② デンタルフロス
歯ブラシが行き届かない歯の隙間は、デンタルフロスを使用して汚れを取りましょう。日頃のケアにデンタルフロスを加えると、歯垢除去率が上がります。
③ 食生活や生活習慣の指導
食事をした後はお口の中が酸性の状態になっています。だらだら食べやおやつの時間が決まってないなどすると、酸性の状態が長く続き歯が脆くなりやすいです。食事は1日に3回、おやつは決まった時間に食べるようにしましょう。
プロフェッショナルケア
① PMTC
PMTCは予防のプロフェッショナルが専用の機器を使用して、お口のクリーニングを行うことです。しっかり歯磨きをしていても約40%もの汚れが取り切れていないといわれています。定期的に歯科医院へ通って、汚れの層やバイオフィルムなどを取り切りましょう。
② 歯科検診
むし歯・歯周病の有無、歯のぐらつき、歯垢の付き具合などを視診していきます。お口の状態は加齢によって日々変化していくので、どのように変化しているかしっかり診ていきます。
③ブラッシング指導
予防のプロである歯科衛生士が、患者様ごと担当制でブラッシング指導を行います。ケアグッズについてもお話し、患者様のお口に合ったケア方法をご説明いたします。
④ フッ素塗布
PMTCの後はフッ素を塗布してむし歯・歯周病に強い歯にします。フッ素は自然界にある食品添加物で、むし歯の抑制や歯質の強化に効果があります。歯の再石灰化も促す効果があるので子どもから大人までにおすすめです。
⑤ シーラント(お子様対象)
シーラントは奥歯の凸凹を歯科用プラスチックで埋めて、むし歯を予防する方法です。あらかじめ奥歯の凸凹をふさいでおけば、むし歯になるリスクをぐっと下げることができます。
安原歯科医院の予防歯科
PMTC
PMTCはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略称です。予防のプロフェッショナルにより、専用の機器を使用したお口の中のクリーニングを行ってむし歯・歯周病のリスクを下げます。PMTCが一般的なスウェーデンではむし歯・歯周病にかかる人がほとんどいないというデータがあるほど、とても効果のある予防法です。お口の汚れがすべて取り切れるので、さっぱりしてとても気持ちがいいです。
担当制の歯科衛生士による診療
予防指導は患者様一人ひとりに歯科衛生士がついてお話させていただきます。患者様ごとの担当制となっており、毎回歯科衛生士が変わることがないので、お口の中の変化もしっかり把握します。患者様も慣れ親しんだ歯科衛生士とお話しいただけるので、安心して通院いただけます。
予防歯科の流れ
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1情報収集
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2口腔内チェック
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3PMTC(クリーニング)
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4ケア指導